友情・努力・試練・楽しさなどが詰まったアニメといえば、スポーツアニメですよね。
見るだけでやる気がでて、その影響からお子さんに「これやりたい!」と言われた経験のある親御さんもいるのではないでしょうか。
本記事では、スポーツから得られる教訓たっぷりのサッカーアニメをご紹介したいと思います。
子供に教えたいサッカーアニメ
筆者おすすめのサッカーアニメといえば、そう!「ブルーロック」です。ではなぜ数あるサッカーアニメの中でもブルーロックなのか?
それは主人公がもともとサッカーの天才ではないということにあります。
わたしはかつて、こんな感情を抱いたことがありました。
「何をやってもうまくいかない…。」「周りはすごい人ばっかで、自分には無理かも…」。
そんなとき「天才には叶わないな~」と、あきらめている自分がどこかにいたんです。
しかしブルーロックの主人公はプレーこそ天才的ではありませんが、ほかの能力でチームを勝利へと導いていきます。
自分の武器を知ったとき、小さなうねりが大きな波へと変化していくストーリーに目を離さずにはいられませんでした。
自信をなくして前に進めないとき、力強く背中を押してくれるブルーロック。
失敗は失敗じゃない、天才じゃなくてもできるということを知れる作品だからこそ、おすすめしたいと思ったのです。
ブルーロックとは
世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。
日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるため、日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。
その名も「ブルーロック(青い監獄)」プロジェクト。
集められたのは300人の高校生。しかも全員FW(フォワード)。
299人のサッカー生命を犠牲に誕生する、日本サッカーに革命を起こすストライカーとは?
ブルーロックから招待状をもらったのは、名だたる強豪校の選手たち。全国大会を控える中、突然ブルーロックへ招集をかけられ困惑します。
さらには、プロジェクトの責任者より「ここで脱落した者は、永久に日本代表になる権利を失う」という絶望的な内容を聞かされるのでした。
300人の頂点に立ち、U-20日本代表の座を勝ち取るのは誰なのか?サッカーのデスゲームが開幕します。
青い監獄(ブルーロック)の中で巻き起こる孤独・葛藤・絶望感を乗り越え、最悪な状況を打開していく主人公たちの姿に注目です。
なぜブルーロックが子供に教えたいサッカーアニメなのか?
ここからは、ブルーロックがなぜ子供に教えたいアニメなのかについて具体的に解説をしていきます。
ご注意
この記事はサッカー未経験者である筆者の目線からブルーロックの魅力について語っております。サッカー経験者の方や知見がある方には、読みにくいところもあるかと思いますので、ご自身の判断で読み進めてください。
なお、ブルーロックでは、少々口調のキツイ表現などが含まれております。お子さんの言葉遣いを心配される親御様は、慎重に作品選びをすることをおすすめします。
スポーツは上手さだけが全てではない内容に感動
ここからはネタバレを含む内容が書かれています。作品をフラットな状態で楽しみたい方はご注意ください。
ブルーロックは天才と呼ばれるようなトップストライカーたちが集結し、全員がフォワードのポジションをかけて争うストーリーです。
主人公の潔世一(いさぎ よいち)も、その席を勝ち取ろうと意気込みますが、彼はブルーロックランキングで300人中299番という下位の選手でした。
そう、主人公は最初から天才ではないのです。
しかし、あるとき他にはない自分の能力に気がつき、その能力を活かすことで、天才的なストライカーからも「潔(いさぎ)と組みたい」と言わせるような存在になっていきます。
ここがポイント
スポーツはプレーの上手さだけが全てではないことが学べます。
自分のできないことに絶望するのではなく、できることを探すことで突破口が見つかるといったヒントがあります。
はじめこそ小さなうねりが、0→1にすることで全体に大きな波となり、チームが強くなっていくシーンが熱いです!
人との付き合い方が学べる
ブルーロックに来るまでは、まったく異なる環境でプレーしてきた選手たちですが、チームを結成することで、いつしか熱い友情が芽生えていきます。
しかし残酷にも、ブルーロックで勝ち上がれなかった者たちは脱落をし、また新たなチームが結成され対戦していくこととなるのです。
悲しんでいる暇もなく、次々に課せられる課題と変化する環境。そこに対応できる者だけが勝ち残っていけるのでした。
ここがポイント
「昨日の敵は今日の友」であり、敵だと思っていた相手も、翌日には友達になれるといった大切なことが学べます。
逆もあり、今日まで最高のパートナーであっても、突然敵となりうる、人間の怖さを知ることもできます。
サッカー未経験者でも楽しめる
わたしの家族は全員サッカー未経験者ですが、映画を見に行くまでブルーロックにドハマりしました。その理由は、見ていて飽きない設定が数多くあったからです。
まずは、キャラクターたちが笑わずにはいられないほど強い個性をもっていることにはじまります。
戦うときはあんなにかっこ良かった選手も、いざピッチを降りるとその姿は一変。
「疲れためんどくさーい」という者、異常に心配症で戦う姿とメンタルがマッチしていない者など、とにかくキャラが濃いのが特徴です(笑)。
そしてもう一つは、迫力の映像シーン。豪快なシュートや、疾走感のあるドリブルは、まるで自分がそこで見ているかのような感覚がしました。
戦うシーンでかかる曲もすごいかっこ良くて、鳥肌ものです!
ルールがわからなくても没入体験ができるブルーロックは、家族全員がハマるきっかけとなりました。
視聴したあとの影響
ブルーロックを視聴したあとは、決まって子供がキャラクターのマネをしたがり、ソファに向かってボールを蹴り込んだり、じゅうたんの上をスライディングしたり、騒々しいです(笑)。
精神的な影響としては、ブルーロックのやる気や、楽しさを知って、そのパワーを持った状態で学校や習い事をがんばってくれていることです。
サッカーをしていない我が子にも、何かしらいい影響がでているなと感じました。
まとめ
今回は「スポーツは上手いことだけが全てじゃない!子供に教えたいサッカーアニメ」をご紹介しました。
ブルーロックは現在、Amazonプライムビデオでアニメ・映画の配信を行っています。
ぜひ一度、お子さんと一緒にブルーロックの熱きバトルをご覧になってはいかがでしょうか。
それではまた次回お会いしましょう。
コメント